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古代魚の住処

古代魚がネットの片隅で呟く型月系のあれこれ。 現在はFGOプレイ感想がメイン。 他にはStayNight、EXTRA系、事件簿など。

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【FGO】アガルタの女個人的感想

アガルタの個人的感想・総評をまとめたい。

ストーリーネタバレ有り、新鯖の真名は直接出さないが察する情報は出すのでご注意願いたい。




・戦闘システム、ギミックについて

今回の先頭は新宿に比べると楽に感じた。
最初のキメラはやけに硬いなと思ったが、鬼ヶ島のインフレ経験後だとそう思ってしまうのも仕方ないな。
と思ったが道中のアマゾネス戦は楽であった。
総じて魔獣戦とかは厳しいのな、と。
クラスもほぼ統一されていたため、爽快感さえあった。雑魚戦は。
ボス戦は苦しかったが、新宿のアヴェンジャー戦よりは楽であった。
女性特攻・神性特攻スキルって本当に有用だなと感じた。
だが、魔神柱戦のガッツと相性・即死は厳しかった。
属性がルーラーなため、アヴェンジャーを連れていくと即死耐性ダウンが通ってしまう。
その為に死んだマーリンもいる。
いっそルーラーを連れて行って殴りあった方がよかったな、と思う。

・登場キャラ、シナリオについて

竹箒日記から言われていたことだが、1.5部はとびきりピーキーなFGOである。
そのため人によって合うor合わないが分かれており、個人的な感想であり、その他の感想を抱いた人を否定するものではない
以上の事をご留意頂きたい。

・フェルグス(若)について

黒幕により変質させられており、全盛期からほど遠い少年の姿で召喚される。
王になる前、女性と戦う事が苦手である。
今回の特異点は後述のライダーと彼によって引っ掻き回す予定だったが、誤算でそれは叶わなかったようだ。
最後に悟りを得るところはまさに主人公。
散々全盛期の彼の事でからかわれた少年だったが、最後に彼は思い出す。
その時の発言について、ジェンダー論的な意味で心がささくれだった感想を漏らしている方がいらした。
だが、今回の黒幕は女が男に隷属する(と考えられる)時代の女である。男によって死の恐怖を与えられ続けたのである。
自分を殺しても無駄だと黒幕が言ったため、実は黒幕を殺すことに意味はなかった。
倒せば特異点が修復される1部とは、この時点で違っていると思われる。
特にその空想の編纂権を持つ黒幕が目的を果たす意欲を削げば、黒幕の宝具の威力も削がれたのだろう。
それを彼女に叩きつける役は、フェルグスでなければならなかったのだろうと思えた。
重要なのは少年フェルグスが全ての勢力を見て理想の国について考え、全盛期の自分と同じく、自分には無理だと思う過程が必要だったのだろう。
それを経た上で黒幕を口説ける男はフェルグスぐらいしか考えられん。嫌がるなら引くし、あの男は。

・ドレイク(ダユー)について

ドレイク(ダユー)はドレイクの霊基の上にダユーの人格を被せたものだ。
キャラを大事に扱って欲しいファンからすると、冒涜にも等しい行為だろう。
正規のサーヴァント召喚に於ける無辜の怪物も、やってることはこれと同じである。
ヴラド公が吸血鬼になったり、アンデルセンの身体が大変なことになっているのも。
黒幕の召喚システムへの嫌悪感がこんな形で押し出されているという暗喩に思えた。
アガルタが女性優位になっているのも彼女の無意識の恐怖感が形になっているとフェルグスに指摘されたように。

・レジスタンスのライダーについて

裏切るんだろうなと思ってたら本当に裏切られた。
まさかあんな顔になる面白外道おじさんとは思わなかった。
夢を諦めないを変な風に拗らせるととんでもないことになるとよくわかる。
嫌な予感をさせておいて、来るか?来るか?ではい裏切ったー!って感じるの最高にワクワクした。
そういう意味では良いキャラと演出。
味方であの顔が再現されるのか気になって引きたいが引けない。きっとそんなキャラ。

・黒幕について

一般の感性を持った人間は英雄に向かないという良いお手本だった。
死にたくないから召喚されたくない。故に神秘を破壊し、召喚システムを破壊しようとした女だった。
FGO世界の2000年代にアクションを起こすことが実は重要で、カルデアが観測していることを逆手に取り、神秘がすでに衰退した→カルデアの召喚システムが働かないようにしようとしたのではないかと。
座から消えた英霊を羨むのも致し方ないが、それはそれとしてその発言に対して怒りを覚えるカルデアサイドも致し方ない。
これぞ価値観の違いというものかと突きつけられたように思えた。
フェルグスの捨て身の説得で死に方を考えるという前進を見せて、それが座に刻まれると良いな、と思う。呼んだらフェルグスと二人きりにしてやる!

・シナリオの構造について

アガルタの終わりに、ホームズの独白とカルデアでのフェルグスと黒幕という構造で締められる。
この事から導き出される推論が一つだけある。
アガルタの女のシナリオ内容はホームズが綴った伝聞の物語であり、プレイヤーの価値観と齟齬をきたすように作られているのではないかというものだ。
たとえば男女観、主人公観、マシュ観、カルデア観。
今まで彼らが歩いた道程なら選ばないだろう選択肢、浮かばないだろう言葉。
シナリオ内でプレイヤーはただの読み手であり、シナリオへの没入感はあまりない。
自分が確固たる価値観を抱き、それを大事にしているからこそ刺さる違和感なのだろう。
なるほど、とびきりピーキーなシナリオだった。

次は剣豪かな?と思うので和鯖を楽しみにしている。
限定ピックアップガチャだけはかんべんな!(武蔵を見ながら)
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